塀の中の懲りない面々 2016〜

刑期満了後のしぶとい人生

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マズローの法則で見る

人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというもの。

 

第一階層「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求で、この欲求を充たせれば、次の階層を求めます。(食べたい、寝たいなど)

  • 21時就寝で起床は6時半。十分な睡眠で3食付き。逆に社会の荒波に飲まれないノアの箱舟的状態でいる

 

第二階層「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたいという欲求が含まれます。(雨風をしのぐ家・健康など)

  • 耐震にも火災にも強くできた舎房で生活。週2回は医務回診が当たり前。たまに誤診を招いて死亡者を出す。
  • 社会にいたら殺されてしまう状況でも刑期満了までなら身柄安全確保された状態でいられる

 

第三階層「社会的欲求」を求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)

  • 基本的には素行が良好であるならそれぞれ工場での作業になるので集団生活で孤独になることはない。


ここまでの欲求は、外的に充たされたいという思いから出てくる欲求です。

 

第4階層「尊厳欲求(承認欲求)」という欲求が芽生えます。内的な心を充たしたいという欲求に変わります。(他者から認められたい、尊敬されたい)

  • 集団での仕事が始まると次は作業内容にこだわれるようになる。100%社会からドロップアウトしている集団なので、本人の器量と努力次第で承認はたやすい
  • 作業態度で報酬も上がり待遇も良くなってくる。

 

 

第五階層「自己実現欲求」の欲求が生まれます。(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)

  • 刑務所では不可能に近い欲求である。但し娯楽がゼロではなく例えるとテレビ鑑賞、囲碁将棋、読書、映画鑑賞、慰問、カラオケ大会、運動会など人によりすべてが当てはまらないがこのどこかにほとんど落ち着く
  • 集会での飲食(菓子類ジュース等)も与えられる
  • 希望で書道、絵画での芸術倶楽部に入れる
  • 最終的には”出所”という希望が実現することで実現欲求が満たされる

 

マズローの欲求5段階説

 受刑者の中には実刑判決が決まると落ち込み、反省、失望しているのを見受けられることがあ

るが、それは娑婆に未練や執着を残しているからである。その煩悩が強ければ強いほど服役した

際の規律や指導に反発し自らの精神的崩壊や内面上の弱さが如実に出る。

 

マズローの法則で刑務所での行動心理学を置き換えてみると未決拘禁者(被告)から既決拘禁者(受

刑者)に身分が変わった時に初めて出所できる日が決まるのである。出所できることはその時置か

れた立場でいえば最大級の希望になり、不慮の事故さえなければ生活も少しずつ良くなっていくのだ。

 

 

まとめ

希望がある人間はモチベーションが高い。モチベーシ

ョンが高ければ自己啓発、または仕事の生産性も効率

よくなる。なんといってもすごいのはありえない位の

賃金で労働買えるのだ。それも制度が良いハイクオリ

ティを社会的欲求との引き換えにできるのだ。大工が

いなければ大工にさせるためのトレーニングプログラ

ムを与え雇用を創出することや最終的自己実現欲求を

開放し新しいアイデアや本人が得意とする職種へのや

り方があると感じてしまう。失敗が損だという法律が

あるわけではないのにそこへ切り込めない、弱小民族

が今後の日本を支えられるのだろうか。新しいことを

試すこと、失敗することに次へのプロセスが開かれる

のではなかろうか。出来ないでなく、やるのだ。解っ

ているのに改善していかない事自体が悪いことにしか

思えない、最低でも施設にかかる全ての費用は賄うべ

きだ

 

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